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きこさん、こんにちは m(_ _)m
よくテレビなんかで、「どうもお騒がせして申し訳御座いません」っていうセリフ聞かれた事があると思うんですが、アレって英語に翻訳(意訳)できないんですって。
公務員なんかが何か不祥事を起して、その所属する機関の責任者が記者会見なんかでよく使うセリフなんですが、欧米だったら何か不祥事が起きても「個人の責任に帰属する事柄」か「組織の責任に帰属する事柄」なのかをハッキリした上で、「個人の責任に帰属する事柄」の場合は、その個人が所属する機関の責任者が出てきて謝罪するなんて事は起りません。
もし「個人の責任に帰属する事柄」で「責められる」事があるならば、その組織の責任者は断固としてその不当性を訴えて闘うのが普通ですし、個人と組織以外の事でも、自分が正当と考える事には断固として譲らないことは当たり前です。
また、そういったコンセンサスも社会にできてるっていうか、「個」を尊重する文化(代わりに個人の責任と義務も大きい)なのでこういった違いになるそうです。
一方、日本は「その人の所属する世間」ごとのコンセンサスが重要視される社会なので、どちらかというと「個」の意思は軽視されがちになります。又、集団としての行動の中で「個」の意思を主張すると場合によってはイジメにつながったり、村八分といった行動になるわけです。
ですから、極論かもしれませんがどうしても嫌なら、「所属する世間」から脱退するか、「所属する世間」の政権奪取?!じゃないですがコンセンサスを作る側にまわる事になってしまうと思いますし・・・
日本の社会で「個」の意思を主張するのは、常にリスクを伴う事だけは理解した上で行動された方が良い事は確かなようです。
これらの事は、ボク自身がきこさんと似通った考えですが、その「個」を主張する事のリスクが解っているので書かせていただいたつもりです。
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