アスペルガーの館の掲示板

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[#16044] JDDNetの本人トークに出演します。 秋桜(管理人) 06/11/22(水) 22:10 [未読]

[#16627] Re:JDDNetの本人トーク、お疲れ様でした。 penpen 06/12/15(金) 17:17 [未読]
[#16682] Re:JDDNetの本人トーク、お疲れ様でした。 秋桜(管理人) 06/12/17(日) 19:13 [未読]

[#16627] Re:JDDNetの本人トーク、お疲れ様でした。
 penpen ホームページ  - 06/12/15(金) 17:17 -

引用なし
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   ▼秋桜(管理人)さん:

こんばんはー。(=^・^=) 
すみません。先の投稿に間違いがあったので
(ギブアンドギブンをギブアンドギブにしてしまった…)もう一度投稿します。

>掲示板を読んでいる方、話を聞いてから声をかけていただいた方、本当にたくさんでした。中には「あなた方がアスペルガーの館の管理人ですか!ついに会えた!嬉しい!!」と言われてビックリしました。

この掲示板にお世話になっている方は多いですよね。

>辻井先生とニキさんという、以前から知っている人たちと出演できて楽しかっです。
>私はお二人の後ろにくっついていた感じです。

くっついていたのですか?そうかなあ。(=^・^=)

>懇親会の時に何人かの方から「お母さんのことを教えてください」と声をかけられました。「身内だから、一緒にいて大変だったことがあったけど、療育を一生懸命した点では尊敬している」と話をしました。

すごいおかあさんですよね。
わたしもぜひお会いしたいです。(=^・^=)

>勘が鋭い、ということばを自閉症やアスペルガーの人の間でよく言われますが、私はそれだけではダメだと思っているのです。どうしてそう思ったのかを第三者(できたら知識がない人)に説明し、相手に納得してもらえるかが大事だと考えています。

そうですねー。アスペの人の直感というのはほぼ天啓的に
逆らいようがないくらいに明らかな事実のように感じるものなので
それを自分で疑うのは非常に難しいみたいです。
だからよけに検証と理論付けは大事なのでしょうね。

>ニキさんは経次処理が強く、一度に1つのことをやるタイプ。だから何か1つの動作をしているとそれを確認することがとても難しいそうです。反対に私は同時処理が強いので一度に処理できる情報量が多いタイプです。そのため大分生活の対処法に差が出ています。

わたしも経次処理型です。
でもわたしが長くしていた仕事は同時処理能力を必要とされる仕事で、かなり鍛えられました。
とはいえ仕事をやめたら元の木阿弥ですねー。
コスモスさんは確かに仕事のできる同時処理能力タイプという感じです。
見るからにデキソウな雰囲気です。

>注意の切り替えにも差があるようで、睡眠なども私は「寝たい(会場ではお休み5秒と言いましたが)」と思ったらすぐに熟睡できますが、彼女は寝付くまでに時間がかかるそうです。

5秒ってすごいですね。(=^・^=)
夢のようです。
ネットニュースで寝つきの悪い人はうつ病になりやすいと言っていましたが
そうかも、と思います。

>ニキさんとも「定型発達の人だって多種多様だし、統計などでも最低30ケースは集めないとデータの信頼性は得られないって言われているんだから発達障害のケースだって同じよねぇ」という話になりましたね。

発達障害者像はほんとうに多種多様なので、
カテゴライズが遅れたのはそのせいだろうなと思います。

>そもそもアスペルガーや自閉症の人の対人関係の基本姿勢は「自分が関りたい時だけに人と関る。そして相手が自分の思い通りに反応してくれるのは当然。思い通りにならないのは相手や周囲の環境が悪い」ということだと思います。

そうなんですよねえ。自覚しています…。

>それを無理やり押し通そうとすると積極奇異的になり、相手から言われたことに「あんたがそうしたいんでしょ」と関ると受身的になり、人と関る時に厚いバリアを張ると孤立的になるのでしょう。

なるほどー。

>だから状況によって同じ人でも孤立型の要素が出たり受身型の要素が出たり積極奇異型の要素が出ることがあるでしょう。また、同じ人でも孤立型の要素が強く出る時期、積極奇異型の要素が出る時期、ということもあると思います。

そうですね。
流動的な場合も多いようですね。

>私も小さかった頃は孤立の要素も強かったし、積極奇異型の要素が強くなったのは音声言語というコミュニケーションツールを得てからです。夫も若かった頃は積極奇異の面があったと言っています。

シンユウさんは今はこの掲示板で孤立型の見本のような発言をなさっていますね。

>あと、確かにpenpenさんが指摘されたように自分がやっているイメージと相手が感じたイメージが食い違うことはありますね。私もビデオに撮った自分の言動を見て「自分ではできていた、と思ったけど全然できていない…」と愕然とした経験もあります。

わたしも愕然としそうです。
こわいわぁと返信したらコスモスさんにそれができなきゃだめなんですと
以前掲示板で言われましたが…。

>最近はコーチングの勉強会でコーチ役(質問などをして相手の話を引き出す役)とクライエント役(話をする役)とオブザーバー役(やり取りを観察してコーチ役に感想を伝える役)に分かれてエクササイズをするのですが、この経験をすると自分のコミュニケーション・スタイルを客観的に確認することができます。

わたしも心理学の研修でいろんな役割を演じたことがあります。
勉強になりました。

>誰でもそういう面はありますが、特に発達障害の当事者は第三者としての視点は比較的冷静になれますが、自分が絡むととたんに難しくなります。だからこういった他者からの視点というのを上手に取り入れられるトレーニングが欠かせないと思います。

トレーニング効果は高そうです。

>penpenさんが別スレで指摘した演技の勉強、というのもそういう意味でおっしゃったのだと思いますが、どうでしょうか。

そうです。コスモスさんとのやりとりが頭にありました。

>これは私個人の意見ですが、この掲示板はそもそも会社や学校と違って自由意思で参加するところです。書きたい人が書き、読みたい人が読む−それでいいと私は思っています(ただし書いた以上は責任を持ってほしいとは思いますが)。

そうですね。
管理人をしてくださっているシンユウさんやコスモスさんに
あまり、ご迷惑をおかけしないようにしたいと思っています。

>最近はギブアンドテイクという価値観よりもGive and Given(見返りを求めずに色々なものを提供すると結果として与えたもの以上のより大きなものがえってくる、という意味)やWin-Win(勝ち負けという考え方ではなく、一緒に勝つ、共に成長する)という考え方に賛同します。少なくともその方が私は気持ちがいいです。

ギブアンドギブンはいいですね。
目先の目に見える結果にだけこだわると大きなものを
失うかもしれないですし…。
わたしも見返りを求めず生きていきたいです。
大きな見返りを心の中でだけこっそり切望して…。
死んだら天国に行けるとか…?

>一昨日も「こだわり」について質問があったのですが、私は好きで始めたことでも"want to(〜したい)"が"have to(〜しなければならない)"になったら要注意だな、と思っています。だんだん苦痛になる、楽しくなくなるというのが私の中での危険信号です。

楽しいって大事ですね。
わたしも“楽しい”が全ての原点です。

>そうなったら一度原点に立ち戻って「私は本当にこれがしたいんだろうか?」と聞いてみることにしています。その結果がどんなものであってもそれは自分の意思で決めたことだから、気持ちがいいんですよね。自己責任ってそういうことだと思います。

ほんとうにそうですね。
わたしの子どもを見ても、思うのですがどうもしたことの
責任逃れが多いです。(本人にその気はなくても…)
その思考システムは理解できますが、なんとか自己責任を理解してもらいたいと
希望してます。
これは発達障害児の親という立場になってわたしが学んだことで
以前は多分よく理解できていなかったと思います。

[#16682] Re:JDDNetの本人トーク、お疲れ様でした。
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 06/12/17(日) 19:13 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんばんは。お返事が遅くなってすみません。

>こんばんはー。(=^・^=) 
>すみません。先の投稿に間違いがあったので
>(ギブアンドギブンをギブアンドギブにしてしまった…)もう一度投稿します。

この考え方はビジネスの分野にも広がってきている考え方です。
ただ利益を追求するだけではなく、もっと大きな目で物事を考えていこう、ということです。先日もこれを絵に書いたようなコーチの講演会を聞く機会があって、とても楽しかったです。

>>掲示板を読んでいる方、話を聞いてから声をかけていただいた方、本当にたくさんでした。中には「あなた方がアスペルガーの館の管理人ですか!ついに会えた!嬉しい!!」と言われてビックリしました。
>
>この掲示板にお世話になっている方は多いですよね。

どうなんでしょう?中には「あ、知らなかったです。今度見てみますね」という人もいましたから、色々だと思います。

>>私はお二人の後ろにくっついていた感じです。
>
>くっついていたのですか?そうかなあ。(=^・^=)

その分着物で目立ちました(^_^)V。

>すごいおかあさんですよね。
>わたしもぜひお会いしたいです。(=^・^=)

会って後悔されないといいのですが…。横で聞いていたら私がハラハラしそうです。

>そうですねー。アスペの人の直感というのはほぼ天啓的に
>逆らいようがないくらいに明らかな事実のように感じるものなので
>それを自分で疑うのは非常に難しいみたいです。
>だからよけに検証と理論付けは大事なのでしょうね。

そうなんですよね。あまりにも自分を疑わないので「本当にそれでいいと思うの!?」と突っ込みたくなるんですよね。

小さい時に物を探す時に母のせいにしてめちゃくちゃ叱られた挙句に「まず自分から疑いなさい!」と言われたのはある意味真実だと思います。実際自分の周りから探すと出てきたし。

>わたしも経次処理型です。
>でもわたしが長くしていた仕事は同時処理能力を必要とされる仕事で、かなり鍛えられました。
>とはいえ仕事をやめたら元の木阿弥ですねー。
>コスモスさんは確かに仕事のできる同時処理能力タイプという感じです。
>見るからにデキソウな雰囲気です。

褒めていただき、ありがとうございます。でもpenpenさんも絵がお上手だから視覚刺激は同時処理だと思いますよ。ただ順番が絡むと段取りを組むのが難しいのかな?というのが私の印象です。

>5秒ってすごいですね。(=^・^=)
>夢のようです。
>ネットニュースで寝つきの悪い人はうつ病になりやすいと言っていましたが
>そうかも、と思います。

電車でも車でもどこでも寝ますね。仕事をしていた頃も昼休みに仮眠を取っていたし。小さい頃は旅行先だと寝付けないこともあったのですが、最近は「パタッ」と寝てしまいます。

>発達障害者像はほんとうに多種多様なので、
>カテゴライズが遅れたのはそのせいだろうなと思います。

後は社会の変化もあるのでしょうね。今の社会はより多くの情報やサービスを求められる時代です。仕事もより高度なコミュニケーションが要求される時代ですから、コミュニケーションの障害である発達障害は不利になるのでしょう。

>>私も小さかった頃は孤立の要素も強かったし、積極奇異型の要素が強くなったのは音声言語というコミュニケーションツールを得てからです。夫も若かった頃は積極奇異の面があったと言っています。
>
>シンユウさんは今はこの掲示板で孤立型の見本のような発言をなさっていますね。

そうですね。あまり深く人と関らないから二次障害も起こらないし、冷静な意見も出せるのかな、と感じています。常に傍観者というか…。

>わたしも愕然としそうです。
>こわいわぁと返信したらコスモスさんにそれができなきゃだめなんですと
>以前掲示板で言われましたが…。

訓練の専門家になるには避けて通れないハードルですね。自分のこと(言動も含めて)も訓練の教材になるのですから、自分の意図と相手から見られた言動がずれていては仕事にならないのです。

>わたしも心理学の研修でいろんな役割を演じたことがあります。
>勉強になりました。

今度交流分析のセミナーを行うのですが、そこでもロールプレイを取り入れようと考えています。医療関係のコーチング仲間とも事例を取り上げて練習をしています。そういう機会を作ることも大事ですし、たとえマイナスの指摘を受けても前向きになれるような土台を作ることが大事なのだと思います。

母が精神分析を勉強していて幼い頃からその世界に接していたせいか、そういうことを考えるのが当たり前だと思っていましたが、コーチングを通して色々な業種の人と付き合ってみると「ああ、意外とみんな知らないんだ〜」と驚いたことがありました。

でも別の視点で考えればむしろそういうことを知らなくてもそれなりにコミュニケーションが取れるのが定型発達の人なのだな、とも思っています。

>>誰でもそういう面はありますが、特に発達障害の当事者は第三者としての視点は比較的冷静になれますが、自分が絡むととたんに難しくなります。だからこういった他者からの視点というのを上手に取り入れられるトレーニングが欠かせないと思います。
>
>トレーニング効果は高そうです。

そうですね。特に私が実感するのは相手から自分にとってマイナスの指摘をされた時です。

「この人は私が嫌いとか憎くて怒っているのではない。私の行動が不適切だったから注意しているんだ」と考え直すことで大分楽になりました。1つの事実であってもどう捉えるかで全然気の持ちようが楽になるし、相手の意向をうまく活かせます。

アスペルガーや自閉症の人ってこの辺りの捉え方があまり上手ではないと思います。どうもプラスの評価もマイナスの評価もアイデンティティ(自己認識)やビリーフ(信念)で捉えがちです。だから相手の言動で振り子のように自分の評価が高くなったり低くなってしまうのだと思います。

これがうまくできると相手がどのレベルで自分を指摘しているのかも分かってきます。否定的なことを言うのに「あなたは〜だ」というのはアイデンティティ(自己認識)やビリーフ(信念)での指摘です。それはマイナスの指摘をするのは不適切な方法です。あくまでもその人の行動が問題だ、という視点で注意するよう私は心がけています。

コーチングの勉強をしてみて改めて自分がしてきたことの整理ができたのと同時にコミュニケーションのルールについて考える機会になってよかったと思っています(コーチング仲間からは「コスモスさんのコーチングの勉強法って変わっている」と言われますが)。

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