アスペルガーの館の掲示板

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[#10690] 失敗がこわい 山本 06/2/17(金) 1:57 [未読]

[#10715] Re:失敗がこわい トガリ 06/2/18(土) 16:02 [未読]
[#10727] Re:失敗がこわい 山本 06/2/19(日) 1:11 [未読]

[#10715] Re:失敗がこわい
 トガリ  - 06/2/18(土) 16:02 -

引用なし
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   こんにちは。
こちらには初めて書き込みをします。
広汎性発達障害の息子(小2)がいます。

ウチの子も同じようなところがあります。
色々なことが絡み合っています。
息子の持っているもの、もあるけれど
うちではやっぱり私の注意の仕方などによる部分も
多くありました。

例えばコップの水をこぼしたとき、
私は「だから、しっかり持ちなさいって言ったのに」
という風に、水をこぼさないことが何よりも一番大事、
というような意識をもって注意をしていました。

それをかえました。
最初は「こぼれたら拭けばいいんだよ」と教え、
布巾でふかせて、処理できたことを褒めました。
次からは息子がこぼしたあとに呆然としていたら
「どうすればいいんだっけ?」と聞いてやり、
本人に考えさせて処理するための行動を起こさせる、
自分で処理できれば、それを褒める。

コップの水に限らないことなのですが、
ゲームや勉強という部分に直接関係がないようでいて
こういうところを日常的に気をつけてやったら
息子は少し失敗を怖がるところが緩和されました。

勉強で自信、やる気をなくしているときは、
状態にもよりますが、うんと落ち込んでいるときは
勉強はさておいて、当人が満足できる何かを一緒に楽しむ
ようにします。満足がたまると少し苦手なことに取り組む
気力が蓄えられます。
それから今度は本人が絶対に簡単にできそうな勉強を
やります。それで調子をあげます。
それを数日やってからちょっと考えるようなことを
やります。分かりそうにないときは答えをさっと教えて
しまいます。そうすると当人はわかった気になったり、
とりあえず、自分は勉強をやったぞ。ということで
満足をすることができます。
その満足をまた次につなげます。

こんな風にうまくいかないこともしばしばですが、
うまくいくこともあります。
気力が充実しているときはわからないことも
考えてみよう、という風に頑張ることができます。

うちではこういうやり方で以前よりは
息子の不安や恐れは軽減したかな、、と
思っています。
(もちろん、経験や記憶、成長のおかげもあります)

[#10727] Re:失敗がこわい
 山本  - 06/2/19(日) 1:11 -

引用なし
パスワード
   トガリさんありがとうございます。

>こんにちは。
>こちらには初めて書き込みをします。
>広汎性発達障害の息子(小2)がいます。
>
>ウチの子も同じようなところがあります。
>色々なことが絡み合っています。
>息子の持っているもの、もあるけれど
>うちではやっぱり私の注意の仕方などによる部分も
>多くありました。
>
>例えばコップの水をこぼしたとき、
>私は「だから、しっかり持ちなさいって言ったのに」
>という風に、水をこぼさないことが何よりも一番大事、
>というような意識をもって注意をしていました。
>
>それをかえました。
>最初は「こぼれたら拭けばいいんだよ」と教え、
>布巾でふかせて、処理できたことを褒めました。
>次からは息子がこぼしたあとに呆然としていたら
>「どうすればいいんだっけ?」と聞いてやり、
>本人に考えさせて処理するための行動を起こさせる、
>自分で処理できれば、それを褒める。
>
>コップの水に限らないことなのですが、
>ゲームや勉強という部分に直接関係がないようでいて
>こういうところを日常的に気をつけてやったら
>息子は少し失敗を怖がるところが緩和されました。
>
>勉強で自信、やる気をなくしているときは、
>状態にもよりますが、うんと落ち込んでいるときは
>勉強はさておいて、当人が満足できる何かを一緒に楽しむ
>ようにします。満足がたまると少し苦手なことに取り組む
>気力が蓄えられます。
>それから今度は本人が絶対に簡単にできそうな勉強を
>やります。それで調子をあげます。
>それを数日やってからちょっと考えるようなことを
>やります。分かりそうにないときは答えをさっと教えて
>しまいます。そうすると当人はわかった気になったり、
>とりあえず、自分は勉強をやったぞ。ということで
>満足をすることができます。
>その満足をまた次につなげます。
>
>こんな風にうまくいかないこともしばしばですが、
>うまくいくこともあります。
>気力が充実しているときはわからないことも
>考えてみよう、という風に頑張ることができます。
>
>うちではこういうやり方で以前よりは
>息子の不安や恐れは軽減したかな、、と
>思っています。
>(もちろん、経験や記憶、成長のおかげもあります)


まさしく、私は、子供が水をこぼしたら「水をこぼさないためにはどうするか」を教えていました!叱らず穏やかに言っているからいいだろうと思っていました。
「水をこぼしたらどうするか」を教える、目からウロコです。
で、出来たら褒める。そうやって失敗体験も成功体験にかえてしまえばいいですね。
気力がないときには無理をせず、気力をためてからチャレンジさせるのもコツですね。
とても参考になりました。ありがとうございました。

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