アスペルガーの館の掲示板

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[#10690] 失敗がこわい 山本 06/2/17(金) 1:57 [未読]
[#10691] Re:失敗がこわい Chiquitita 06/2/17(金) 4:04 [未読]
[#10724] Re:失敗がこわい 山本 06/2/19(日) 0:26 [未読]
[#10698] Re:失敗がこわい イノママ 06/2/17(金) 12:09 [未読]
[#10725] Re:失敗がこわい 山本 06/2/19(日) 0:39 [未読]
[#10710] Re:失敗がこわい went 06/2/18(土) 0:52 [未読]
[#10726] Re:失敗がこわい 山本 06/2/19(日) 0:57 [未読]
[#10715] Re:失敗がこわい トガリ 06/2/18(土) 16:02 [未読]
[#10727] Re:失敗がこわい 山本 06/2/19(日) 1:11 [未読]
[#10716] Re:失敗がこわい Cyperus 06/2/18(土) 17:02 [未読]
[#10728] Re:失敗がこわい 山本 06/2/19(日) 1:21 [未読]
[#10720] Re:失敗がこわい ここりん 06/2/18(土) 22:23 [未読]
[#10729] Re:失敗がこわい 山本 06/2/19(日) 1:27 [未読]

[#10690] 失敗がこわい
 山本  - 06/2/17(金) 1:57 -

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   ASの子がいます。
失敗することをすごく恐れる子です。
遊びでも勉強でもなんでもやる前から「できない。」
たとえやったとしてもちょっと失敗しただけでへそまげます。
例えば、ゲームでちょっと失敗したらもう二度とやらなかったり。
「失敗してもまたやり直せばいいし、できなかったとしてもまあいいや」と思えるようになれれば人生楽だと思うのですが、そのためには小さいうちからどういうことをしていけばよいでしょうか?
よろしくお願いします。

[#10691] Re:失敗がこわい
 Chiquitita  - 06/2/17(金) 4:04 -

引用なし
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   山本さん、初めまして。(^o^)/

当事者として、私の経験をお伝えさせていただきます。

ADHDでもありがちなことですが、発達障害の当事者は確かに失敗を恐れることが多いように感じられます。
考えられるケースは:
◆過去の失敗事例において、親御さん、あるいは学校の先生にひどく叱られたが、この際に体罰を受けた可能性がある。もしくは甚だしい言葉に因る虐待を受けた。
◆学校において、失敗事例が原因でさらし者にされ、下手をするといじめの被害を受けるに至っていると考えられる。
◆スポーツにおいて、怪我をしたか、あるいはそこまで至らなくても、体をどこかひどくぶつけた経験があり、当時の痛みがトラウマとなって残っている。
◆プライドが高いので、「失敗=恥」という意識があると、失敗することが自分の弱点をさらけ出すように感じられ、何をするにも二の足を踏んでしまう。「失敗=恥」の意識は、発達障害の当事者にあっては、他人の失敗事例を目の当たりにした場合でも植え付けられることがある。

最近は教育や子育ての場にまで結果第一主義が蔓延して来ているように感じられます。そのために、子供たちの心もますます荒んだものになって来ています。
でも、失敗こそ成功のために必要なステップです。

最後に、現在子育て中の方や教育関係者には耳の痛い一言になりますが、もしお子様が失敗を極端に恐れている場合、以前の貴方のお子様に対する接し方(特にお子様が何らかの失敗を犯した時)に問題がなかったかどうかを今一度見つめ直してみては如何でしょうか?

[#10698] Re:失敗がこわい
 イノママ  - 06/2/17(金) 12:09 -

引用なし
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   初めましてイノママと申します

>失敗することをすごく恐れる子です。
>遊びでも勉強でもなんでもやる前から「できない。」
>たとえやったとしてもちょっと失敗しただけでへそまげます。

うちの息子も(小5)負けず嫌いなのか自分が一番上手に出来ない事が
嫌なのか泣いてぐずったり、拗ねたりします。
だからといって自分から努力する事も苦手です。
でも、息子は自分のペースで、心が悔しさなどを受け入れられる時や
量を加減し、今は少し良くなってきました。
親が大分譲歩しましたが・・

>例えば、ゲームでちょっと失敗したらもう二度とやらなかったり。
>「失敗してもまたやり直せばいいし、できなかったとしてもまあいいや」と思えるようになれれば人生楽だと思うのですが、そのためには小さいうちからどういうことをしていけばよいでしょうか?
>よろしくお願いします。

とにかく本人が自信がつくようにします。
新しい事をやる事はとても大きな不安、「失敗は嫌」
と言う気持ちが大きいようなので、簡単なものからやって
気分が良くなってからさりげなく提案したりして
出来てもできなくてもチャレンジした事をほめていました。

今は、人に褒められるのも恥ずかしいのか「見ないで」とよく言われます。
成長と思えば嬉しいけど、ちょっと寂しいです。
それでも、へこたれるときもあるのでその時がやはりつらいです。
一緒にへこたれちゃいけないですね。
こんなアドバイスしかできませんが役に立てば

[#10710] Re:失敗がこわい
 went メール  - 06/2/18(土) 0:52 -

引用なし
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   ▼山本さん:
>失敗することをすごく恐れる子です。
>「失敗してもまたやり直せばいいし、できなかったとしてもまあいいや」と思えるようになれれば人生楽だと思うのですが、そのためには小さいうちからどういうことをしていけばよいでしょうか?

・「できない」のではなくて、「いろいろなやりかたがあるのかもしれない・自分に合うやりかたを使えば、できる」かもしれない。もしもうまくできなかったら、合うやり方を一緒に工夫していこう。

・うまくいかなかったからといっても、どこの誰にも迷惑はかからない。経験不足の人なら、こういうこと(うまくいかない状態)はありうる。

・本当にできる人って、下手な人や経験不足の人を笑い者にすることには興味を持たないもんだよ。
 下手な人や経験不足の人を見ても、「物事がうまくいくためのポイントは、これこれこういうところにあるんだな。」とか「この事柄は、自分は今のところはうまくできている。しかし、これこれこういうふうに条件が変わったらこの人と同じような失敗をするかもしれないと、わかった。勉強になった」などと考えているもんだよ。
 
 これらの言葉を、子供時代に私は聞きたかったです。

 私の勝手な想像なのですが、「失敗を恐れる(とみなされた)子は、「プライドが高い子」という言葉を浴びることが多くなるのではないかと思います。
 私は、この「プライドが高い」という表現に疑問を持っているのです。
 「プライドが高い」というのは、いったいどういう状態なのか? 疑問があります。
 「生きるうえで必要最低限の自尊心が満たされない(例 いじめやからかいのターゲットにされ続ける等)」からプライドを求めるというケースも、少なくないのでは……と思うのです。
 そういう場合にプライドを求めるのは、自然なことだと思うのです。
 もう一つ、「プライドが高い」という発言には、「どこか見下している相手を更に見下そうとする」意図が隠されている場合が多々あるのでは……と私には思えるのです。

[#10715] Re:失敗がこわい
 トガリ  - 06/2/18(土) 16:02 -

引用なし
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   こんにちは。
こちらには初めて書き込みをします。
広汎性発達障害の息子(小2)がいます。

ウチの子も同じようなところがあります。
色々なことが絡み合っています。
息子の持っているもの、もあるけれど
うちではやっぱり私の注意の仕方などによる部分も
多くありました。

例えばコップの水をこぼしたとき、
私は「だから、しっかり持ちなさいって言ったのに」
という風に、水をこぼさないことが何よりも一番大事、
というような意識をもって注意をしていました。

それをかえました。
最初は「こぼれたら拭けばいいんだよ」と教え、
布巾でふかせて、処理できたことを褒めました。
次からは息子がこぼしたあとに呆然としていたら
「どうすればいいんだっけ?」と聞いてやり、
本人に考えさせて処理するための行動を起こさせる、
自分で処理できれば、それを褒める。

コップの水に限らないことなのですが、
ゲームや勉強という部分に直接関係がないようでいて
こういうところを日常的に気をつけてやったら
息子は少し失敗を怖がるところが緩和されました。

勉強で自信、やる気をなくしているときは、
状態にもよりますが、うんと落ち込んでいるときは
勉強はさておいて、当人が満足できる何かを一緒に楽しむ
ようにします。満足がたまると少し苦手なことに取り組む
気力が蓄えられます。
それから今度は本人が絶対に簡単にできそうな勉強を
やります。それで調子をあげます。
それを数日やってからちょっと考えるようなことを
やります。分かりそうにないときは答えをさっと教えて
しまいます。そうすると当人はわかった気になったり、
とりあえず、自分は勉強をやったぞ。ということで
満足をすることができます。
その満足をまた次につなげます。

こんな風にうまくいかないこともしばしばですが、
うまくいくこともあります。
気力が充実しているときはわからないことも
考えてみよう、という風に頑張ることができます。

うちではこういうやり方で以前よりは
息子の不安や恐れは軽減したかな、、と
思っています。
(もちろん、経験や記憶、成長のおかげもあります)

[#10716] Re:失敗がこわい
 Cyperus  - 06/2/18(土) 17:02 -

引用なし
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   ▼山本さん:
>ASの子がいます。
>失敗することをすごく恐れる子です。
>遊びでも勉強でもなんでもやる前から「できない。」
>たとえやったとしてもちょっと失敗しただけでへそまげます。
>例えば、ゲームでちょっと失敗したらもう二度とやらなかったり。
>「失敗してもまたやり直せばいいし、できなかったとしてもまあいいや」と思えるようになれれば人生楽だと思うのですが、そのためには小さいうちからどういうことをしていけばよいでしょうか?
>よろしくお願いします。

年齢がわからないので、うまい答えが見つかりませんが、一つだけいえることは、
『単純な比較だけで、物事の価値を決めてしまう』ことを、周りの人が『適当なレベル』で抑えるように努力すべきでしょう。
 
 お金持ちでも、『友達の数≒0人』では有意義な生活は送れません。
友人が大勢いても、貧乏すぎては、『文化的な生活』には、かなりの制約がくるでしょう。
 一流企業に勤めても、『モーレツ社員』であることを希求され続ければ、やがて心身もその人の家族も壊れるでしょう。とはいえ、私のように『安定的』な『福祉就労』を選んでしまえば、一生『海外旅行』とは無縁の生活を余儀なくされる恐れもあります。

このように、人の一生には、『表裏一体』という感じで『メリット』があれば、必ず『デメリット』というものが隠れています。

 白黒でない『グレーさ』、つまり『中庸』『共生』『博愛』といった点を全ての人が重んじれば、彼のような『失敗恐怖症』の子供は減っていくのでしょう。

[#10720] Re:失敗がこわい
 ここりん  - 06/2/18(土) 22:23 -

引用なし
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   こんばんは。
お子さんの気持ち、少しわかります。極端な負けず嫌いが講じて
「負ける戦はしない」ようになってしまっているんですよね。
競争のないものを選んでするというのも考えられますが、生きて
いく上でそればかりではすまないことがいずれやってきますし。

私もそうでした。でも、ある時出会った一言によってその気持ちが
少しだけ変ったことがあります。
それは、「悔しいという気持ちがわくのは実力がある証拠だ」という
意味の言葉でした。誰かに勉強が負けて悔しいというのは努力すれば
その人を追い抜ける実力があるから。センスのいい服ばかり着ていて
その人をうらめしいという人は自分もきちんとおしゃれが出来て
いるからだ、といった内容で、自分にとっては目からうろこでした。

勉強など端からやる気のない人は出来る人を見てもそれほど悔しく
ないし、おしゃれをしない人はセンスのいい人を見ても悔しくない、
なるほどと。
参考になるといいのですが。

[#10724] Re:失敗がこわい
 山本  - 06/2/19(日) 0:26 -

引用なし
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   Chiquititaさんありがとうございます。

>山本さん、初めまして。(^o^)/
>
>当事者として、私の経験をお伝えさせていただきます。
>
>ADHDでもありがちなことですが、発達障害の当事者は確かに失敗を恐れることが多いように感じられます。
>考えられるケースは:
>◆過去の失敗事例において、親御さん、あるいは学校の先生にひどく叱られたが、この際に体罰を受けた可能性がある。もしくは甚だしい言葉に因る虐待を受けた。
>◆学校において、失敗事例が原因でさらし者にされ、下手をするといじめの被害を受けるに至っていると考えられる。
>◆スポーツにおいて、怪我をしたか、あるいはそこまで至らなくても、体をどこかひどくぶつけた経験があり、当時の痛みがトラウマとなって残っている。
>◆プライドが高いので、「失敗=恥」という意識があると、失敗することが自分の弱点をさらけ出すように感じられ、何をするにも二の足を踏んでしまう。「失敗=恥」の意識は、発達障害の当事者にあっては、他人の失敗事例を目の当たりにした場合でも植え付けられることがある。
>
>最近は教育や子育ての場にまで結果第一主義が蔓延して来ているように感じられます。そのために、子供たちの心もますます荒んだものになって来ています。
>でも、失敗こそ成功のために必要なステップです。
>
>最後に、現在子育て中の方や教育関係者には耳の痛い一言になりますが、もしお子様が失敗を極端に恐れている場合、以前の貴方のお子様に対する接し方(特にお子様が何らかの失敗を犯した時)に問題がなかったかどうかを今一度見つめ直してみては如何でしょうか?

どうしても「失敗=恥」という意識は持ってしまいますよね。
大人である私でも人前で失敗するのは恥ずかしいです。
ただ、ひとりで練習するぶんにはいくら失敗しても恥ずかしくないので、それさえも嫌がる子供の気持ちが理解できずについイライラしてしまいます。

他人が失敗したのを見ても「失敗=恥」と思ってしまうのですね。
家族間でも気をつけなければいけませんね。
子供の失敗を厳しく責めたりはしないように気をつけてはいますが、つい不快な表情を一瞬でもしてしまったりなど、知らずに子供を傷つけていたのかもしれません。
もっと丁寧に接しようと改めて思いました。
ありがとうございました。

[#10725] Re:失敗がこわい
 山本  - 06/2/19(日) 0:39 -

引用なし
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   イノママさんありがとうございます。

>うちの息子も(小5)負けず嫌いなのか自分が一番上手に出来ない事が
>嫌なのか泣いてぐずったり、拗ねたりします。
>だからといって自分から努力する事も苦手です。
>でも、息子は自分のペースで、心が悔しさなどを受け入れられる時や
>量を加減し、今は少し良くなってきました。
>親が大分譲歩しましたが・・
>
>とにかく本人が自信がつくようにします。
>新しい事をやる事はとても大きな不安、「失敗は嫌」
>と言う気持ちが大きいようなので、簡単なものからやって
>気分が良くなってからさりげなく提案したりして
>出来てもできなくてもチャレンジした事をほめていました。
>
>今は、人に褒められるのも恥ずかしいのか「見ないで」とよく言われます。
>成長と思えば嬉しいけど、ちょっと寂しいです。
>それでも、へこたれるときもあるのでその時がやはりつらいです。
>一緒にへこたれちゃいけないですね。
>こんなアドバイスしかできませんが役に立てば

失敗が怖いというのは、一番こだわりと同じようなものなのかもしれないですね。
自信をつけさせるのが、本当に難しいと感じます。
私も一緒にへこたれてしまいそうになりますが、絶対にできる事をやらせてちょっとずつ自信を築いてってあげる、気長に取り組もうと思います。
息子さんは褒められるのを恥ずかしがるのですね。
うちの子もそうですよ。大げさに褒めると嫌がるのでさりげなく褒めるようにしています。これからはチャレンジできたことに対しても褒めてみようと思います。
アドバイスありがとうございました。頑張ります!

[#10726] Re:失敗がこわい
 山本  - 06/2/19(日) 0:57 -

引用なし
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   wentさんありがとうございます。

>・「できない」のではなくて、「いろいろなやりかたがあるのかもしれない・自分に合うやりかたを使えば、できる」かもしれない。もしもうまくできなかったら、合うやり方を一緒に工夫していこう。
>
>・うまくいかなかったからといっても、どこの誰にも迷惑はかからない。経験不足の人なら、こういうこと(うまくいかない状態)はありうる。
>
>・本当にできる人って、下手な人や経験不足の人を笑い者にすることには興味を持たないもんだよ。
> 下手な人や経験不足の人を見ても、「物事がうまくいくためのポイントは、これこれこういうところにあるんだな。」とか「この事柄は、自分は今のところはうまくできている。しかし、これこれこういうふうに条件が変わったらこの人と同じような失敗をするかもしれないと、わかった。勉強になった」などと考えているもんだよ。
> 
> これらの言葉を、子供時代に私は聞きたかったです。
>
> 私の勝手な想像なのですが、「失敗を恐れる(とみなされた)子は、「プライドが高い子」という言葉を浴びることが多くなるのではないかと思います。
> 私は、この「プライドが高い」という表現に疑問を持っているのです。
> 「プライドが高い」というのは、いったいどういう状態なのか? 疑問があります。
> 「生きるうえで必要最低限の自尊心が満たされない(例 いじめやからかいのターゲットにされ続ける等)」からプライドを求めるというケースも、少なくないのでは……と思うのです。
> そういう場合にプライドを求めるのは、自然なことだと思うのです。
> もう一つ、「プライドが高い」という発言には、「どこか見下している相手を更に見下そうとする」意図が隠されている場合が多々あるのでは……と私には思えるのです。

本当におっしゃるとおりだと思います。
私も子供のこと「プライドが高い!」と思っていました。
自己肯定感が低いためによけいに失敗を恐れるのかもしれませんね。
「自己肯定感を育てる」ことが本当に大切なことなのですね。
教えていただいた具体的なアドバイス、とても参考になりました。
「失敗しても他の方法があること」や「誰も困らないこと」を教えて見通しをつけさせることで失敗に対する恐怖感が少しでも和らいでくれればと思います。
ありがとうございました。

[#10727] Re:失敗がこわい
 山本  - 06/2/19(日) 1:11 -

引用なし
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   トガリさんありがとうございます。

>こんにちは。
>こちらには初めて書き込みをします。
>広汎性発達障害の息子(小2)がいます。
>
>ウチの子も同じようなところがあります。
>色々なことが絡み合っています。
>息子の持っているもの、もあるけれど
>うちではやっぱり私の注意の仕方などによる部分も
>多くありました。
>
>例えばコップの水をこぼしたとき、
>私は「だから、しっかり持ちなさいって言ったのに」
>という風に、水をこぼさないことが何よりも一番大事、
>というような意識をもって注意をしていました。
>
>それをかえました。
>最初は「こぼれたら拭けばいいんだよ」と教え、
>布巾でふかせて、処理できたことを褒めました。
>次からは息子がこぼしたあとに呆然としていたら
>「どうすればいいんだっけ?」と聞いてやり、
>本人に考えさせて処理するための行動を起こさせる、
>自分で処理できれば、それを褒める。
>
>コップの水に限らないことなのですが、
>ゲームや勉強という部分に直接関係がないようでいて
>こういうところを日常的に気をつけてやったら
>息子は少し失敗を怖がるところが緩和されました。
>
>勉強で自信、やる気をなくしているときは、
>状態にもよりますが、うんと落ち込んでいるときは
>勉強はさておいて、当人が満足できる何かを一緒に楽しむ
>ようにします。満足がたまると少し苦手なことに取り組む
>気力が蓄えられます。
>それから今度は本人が絶対に簡単にできそうな勉強を
>やります。それで調子をあげます。
>それを数日やってからちょっと考えるようなことを
>やります。分かりそうにないときは答えをさっと教えて
>しまいます。そうすると当人はわかった気になったり、
>とりあえず、自分は勉強をやったぞ。ということで
>満足をすることができます。
>その満足をまた次につなげます。
>
>こんな風にうまくいかないこともしばしばですが、
>うまくいくこともあります。
>気力が充実しているときはわからないことも
>考えてみよう、という風に頑張ることができます。
>
>うちではこういうやり方で以前よりは
>息子の不安や恐れは軽減したかな、、と
>思っています。
>(もちろん、経験や記憶、成長のおかげもあります)


まさしく、私は、子供が水をこぼしたら「水をこぼさないためにはどうするか」を教えていました!叱らず穏やかに言っているからいいだろうと思っていました。
「水をこぼしたらどうするか」を教える、目からウロコです。
で、出来たら褒める。そうやって失敗体験も成功体験にかえてしまえばいいですね。
気力がないときには無理をせず、気力をためてからチャレンジさせるのもコツですね。
とても参考になりました。ありがとうございました。

[#10728] Re:失敗がこわい
 山本  - 06/2/19(日) 1:21 -

引用なし
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   Cyperusさんありがとうございます。

>年齢がわからないので、うまい答えが見つかりませんが、一つだけいえることは、
>『単純な比較だけで、物事の価値を決めてしまう』ことを、周りの人が『適当なレベル』で抑えるように努力すべきでしょう。
> 
> お金持ちでも、『友達の数≒0人』では有意義な生活は送れません。
>友人が大勢いても、貧乏すぎては、『文化的な生活』には、かなりの制約がくるでしょう。
> 一流企業に勤めても、『モーレツ社員』であることを希求され続ければ、やがて心身もその人の家族も壊れるでしょう。とはいえ、私のように『安定的』な『福祉就労』を選んでしまえば、一生『海外旅行』とは無縁の生活を余儀なくされる恐れもあります。
>
>このように、人の一生には、『表裏一体』という感じで『メリット』があれば、必ず『デメリット』というものが隠れています。
>
> 白黒でない『グレーさ』、つまり『中庸』『共生』『博愛』といった点を全ての人が重んじれば、彼のような『失敗恐怖症』の子供は減っていくのでしょう。

そうですね。物事は多面体ですものね。
いくら子供が努力しても、周りが勝ちか負けかの二極対立的な価値観のままでは子供のプレッシャーは続いてしまいますよね。
いろいろな価値観があるということ、私たちも意識していかなくてはいけないと思いました。
ありがとうございました。

[#10729] Re:失敗がこわい
 山本  - 06/2/19(日) 1:27 -

引用なし
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   ここりんさんありがとうございます。

>こんばんは。
>お子さんの気持ち、少しわかります。極端な負けず嫌いが講じて
>「負ける戦はしない」ようになってしまっているんですよね。
>競争のないものを選んでするというのも考えられますが、生きて
>いく上でそればかりではすまないことがいずれやってきますし。
>
>私もそうでした。でも、ある時出会った一言によってその気持ちが
>少しだけ変ったことがあります。
>それは、「悔しいという気持ちがわくのは実力がある証拠だ」という
>意味の言葉でした。誰かに勉強が負けて悔しいというのは努力すれば
>その人を追い抜ける実力があるから。センスのいい服ばかり着ていて
>その人をうらめしいという人は自分もきちんとおしゃれが出来て
>いるからだ、といった内容で、自分にとっては目からうろこでした。
>
>勉強など端からやる気のない人は出来る人を見てもそれほど悔しく
>ないし、おしゃれをしない人はセンスのいい人を見ても悔しくない、
>なるほどと。
>参考になるといいのですが。

「悔しいという気持ちがわくのは実力がある証拠だ」
私自身、ここりんさんと同じくなるほどと思いました。
なんだか私自身が勇気づけられる言葉です。
私も結構、負けず嫌いだったりするので。
子供にも通じるかもしれません。
ありがとうございました!

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