アスペルガーの館の掲示板

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[#33606] 「発達障害は治る」という産経新聞のインチキ記事 もずく 10/4/22(木) 9:03 [未読]

[#33695] 犯罪者に「発達障害でノーベル賞を取った人... タルト 10/4/27(火) 12:12 [未読]
[#33697] Re:犯罪者に「発達障害でノーベル賞を取っ... Olivia 10/4/27(火) 14:04 [未読]
[#33702] Re:犯罪者に「発達障害でノーベル賞を取っ... LL 10/4/27(火) 16:03 [未読]
[#33703] Re:犯罪者に「発達障害でノーベル賞を取っ... High 10/4/27(火) 17:20 [未読]

[#33695] 犯罪者に「発達障害でノーベル賞を取った人がいる。自信を持って」って……
 タルト  - 10/4/27(火) 12:12 -

引用なし
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   今朝の朝日新聞にも
読者の反応が気になる記事が。
http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY201004260547.html

――――――――――――――――――――

「発達障害でも自信持って」裁判長が被告激励 東京高裁


「発達障害でノーベル賞を取った人がいる。自信を持って」。JR東京駅ホームで昨年3月、女性(当時60)を突き落とし、負傷させたとして殺人未遂罪に問われ、一審で懲役9年の判決を受けた無職太田周作被告(25)=大阪府富田林市=の控訴審判決で、東京高裁の矢村宏裁判長は26日、被告側の控訴を棄却した後、そう語りかけた。被告は何度もうなずきながら聴き入った。

 一、二審とも、被告の当時の責任能力が広汎性発達障害の影響で低下していたかどうかが争点になった。就職先が見つからない不満から自殺を考えたが遂げられず、無差別殺人で死刑になるしかないと思ってもためらい、最終的に実行してしまった経緯について、高裁判決は「障害の影響が表れているようにも思われるが、記憶は保たれており程度は軽い」と指摘。東京地裁の裁判員裁判の判決を支持した。

 矢村裁判長は判決文を読み上げた後、法壇から少し身を乗り出すようにして「分かったかい」と被告に声をかけた。うなずく被告に、「発達障害とうまく付き合えるよう、医師に聞いて勉強すればいい。発達障害というのはだめな人ではない。自信を持っていいんだ」と諭した。

 広汎性発達障害は脳の機能障害とされ、対人関係を築くことなどが困難だとされる。特定の分野で突出した能力を発揮することがあり、ノーベル賞受賞者のアインシュタインにも同様の特徴があったとの説がある。(山本亮介)

――――――――――――――――――――


一見“美談”のようだが
犯罪者の向かって「ノーベル賞」だとか「自信を持って」
とか言うのは場違いな気がする。

犯罪を起こす前に言うのならよかったが……。

[#33697] Re:犯罪者に「発達障害でノーベル賞を取った人がいる。自信を持って」って……
 Olivia  - 10/4/27(火) 14:04 -

引用なし
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   日本では、犯罪を犯した人や、鬱病の人や、学校や職場でちょっと問題があった人は、何かというと発達障害と診断される傾向にあるように思われるのですが。
犯罪者の精神鑑定だっていい加減なものでしょう。
弁護士側は「精神鑑定の結果、精神に異常があった」と主張し、検察側は「精神に問題は無く、責任能力に支障はなかった」と主張します。

[#33702] Re:犯罪者に「発達障害でノーベル賞を取った人がいる。自信を持って」って……
 LL  - 10/4/27(火) 16:03 -

引用なし
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   ▼タルトさん:
> 就職先が見つからない不満から自殺を考えたが遂げられず、無差別殺人で死刑になるしかないと思ってもためらい、最終的に実行してしまった経緯について、

毎日新聞の記事では動機を
「就職活動がうまくいかず、母親から障害者として就職するよう言われ、プライドが許さないことから人を殺し死刑になろうと考えた」
としています。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100427ddm041040163000c.html


>一見“美談”のようだが
>犯罪者の向かって「ノーベル賞」だとか「自信を持って」
>とか言うのは場違いな気がする。
>
>犯罪を起こす前に言うのならよかったが……。


裁判長の、「発達障害“でも”」という言い方が、発達障害のことを勉強してないような印象を受けました。
ノーベル賞受賞者を例えに出すのも安易な気がします。

そして、「発達障害でも自信を持って」と励ましながら、刑務所送りというのはどうかと。

[#33703] Re:犯罪者に「発達障害でノーベル賞を取った人がいる。自信を持って」って……
 High  - 10/4/27(火) 17:20 -

引用なし
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   ▼タルトさん:

>「発達障害でノーベル賞を取った人がいる。自信を持って」。

裁判長はアインシュタインの俗説を真に受けていると考えられます。

アインシュタインの没年は1955年4 月18日

ハンス・アスペルガーの報告は1944年
しかし、第二次世界大戦(1939年ー1945年)で論文は埋もれ
1981年にローナ・ウィングが紹介してるので

論理的に考えるとアインシュタインを診察した
精神科医師は存在しないと考えるのが妥当

1901年スイス国籍取得に際の徴兵検査で静脈瘤の診断は受けている
1917年肝臓病を煩う
1948年に動脈瘤の診断は受けている

伝聞に拠るエピソードで、AS特徴と考えて居るだけである。
(俗説の震源地は一体誰なんだ?)

また、裁判官は医師ではないので診断はできない
(診断したなら医師法違反)
国内には医師免除と司法試験合格者は3名しか居らず
いずれも医師を選択している

裁判官って可也世間から遊離した生活をしているので、
一般常識が通用しない方も居られるし、理化学分野に関しては
一般人以下の場合もあり得る。
法曹界の方が余程アスペです。

最近の東京高裁は保守反動判決多いですし。

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